Llancot Railway

Dapol GWR Large Prairie ふたたび

いまから2年ほど前にDapol GWR Large Prairieの集電改良の話を書きましたが、今回はその再チャレンジのお話です。 これはタンク型蒸機全般に言えるのですが、Dapol GWR Large Prairieも集電が微妙です。ところがDCC Sound版に採用されているZimo MX658N18はS…

Accurascale Class 37

AccurascaleのClass 37 が発売されたのは昨年夏。自分はClass 37/4と37/6の2両を購入した。それからかれこれ半年。本当はもっと早くにこの記事を書けたとは思うのだけど、なかなかそうはいかない理由があった。 (奥)Class 37/4 37409 'Lord Hinton' (手前…

レールクリーニングカー

レイアウトのメンテで欠かせないのが線路のお掃除。綿棒などを使ってゴシゴシ磨くのが一般的ですが、世の中には走らせながら線路をお掃除してくれる特別な車両“レールクリーニングカー”なるものも売られていたりします。有名なところではTOMIXのマルチレール…

Accurascale IIA Biomass Bogie Hoppers

2023年最初の記事は、AccurascaleのIIA Biomass Bogie Hoppers の導入です。 DapolのICA Silver Bulletに続く現代貨物シリーズの第2弾として、AccurascaleのBogie Hopper Wagonを選びました。Accurascaleからは以下の3種類がリリースされています。 HYA/IIA …

Heljan Class 45/1 'Peak'

今年はDiesel Engine Yearだと意気込んでみたものの、なかなか製品がリリースされずに年の瀬を迎えようとしていたところでしたが、ようやく待望の新製品がやってきました。 Heljan Class 45/1 'Peak' 45133 in BR blue with sealed beam marker lights 軸配…

Bachmann Class 66 GBRf塗装

Llancot Railway今年2両目のDiesel Locoは、BachmannのClass 66 GBRf塗装でした。 Class 66としても2両目。先日導入したICA Silver Bulletで現役貨物列車を走らせる面白さを知り、所有するEWS DB塗装に加えて、もう1両何にしようかと「英国鉄道図鑑 Class 66…

L&YR Class 5

Hattons Genesis Coachの発売に合わせて「Pre-groupingの蒸機を用意しなくちゃ」と思って目を付けたのが、BachmannのL&YR Class 5。2-4-2という軸配置も面白く、Pre-orderになっていたL&YR lined black liveryをKMRCに注文したのが2020年11月でした。 それか…

Dapol ICA Silver Bullet

しばらくレイアウトとキット製作の話が続いていましたが、久しぶりに完成品が届いたので簡単なレビューを。 以前からボギーのタンク車が欲しいなと思っていたのですが、製品化されている102 ton TEA bogie tank wagon(例:CAVALEX Models)は、車長がそこそ…

ハフ2887の室内灯と尾灯

「ハ1005」に続いて製品化された1/80鐵道院二軸客車シリーズの「ハフ2887」の室内灯および尾灯の工作メモをまとめておきます。 新製品です。16番ゲージ「ハフ2887」ペーパーキットhttps://t.co/mv7IErWrwd元々、日本鉄道の車だったのを官鉄が路線ごと…

Dapol GWR Large Prairie

今年2台目の機関車は、DapolのGWR Large Prairieです。 製品発表から3年の歳月が経ち、途中行方不明になりつつも、昨年末についに発売。DCC Ready版が先行して出荷されていましたが、年が明けてようやくDCC Sound版が届きました。 用意された7種類の仕様のう…

Heljan Class 33

というわけで、Llancot Railway 2022計画で紹介したDiesel Engine Yearの第一弾、Heljan Class 33がやってきました。 Llancot Railway現所有のディーゼル機関車は Class 08 (C) Class 37 (Co-Co) x2 Class 47 (Co-Co) Class 66 (Co-Co) となっていて、今回の…

Llancot Railway 2022計画

あけましておめでとうございます。Llancot Railwayもスタートから3年と10ヶ月が過ぎ、だいぶ落ち着いてきた感もありますが、まだまだやりたいことが尽きないのがこの趣味のいいところ(?)。2022年もゆるゆるとやっていきたいと思います。 車両関係 今週Hor…

数字で振り返るLlancot Railway 2021

Google Sheetに打ち込んでいる記録から今年も引っ張り出してみました。 お買い物傾向 まずは今年の店別集計。 次に開始から4年分の種類別変遷。 レイアウト製作がひと段落したこともあって、今年はほとんどを車両購入に充てたという結果に。まだ未発売のプレ…

ツイートで振り返るLlancot Railway 2021

年末企画として、今年の鉄道模型関係のツイートのハイライトを集めてみました(という名の自分語り)。ちなみに昨年のものはこちら。 January 今年はIORI工房さんのハ1005製作から始まりました。 というわけで、図らずも週末に突入したので、予告通り今年の…

Accurascale MDOのウェザリング

というわけで、先日到着したAccurascaleの新製品、BR 21t MDO Mineral Wagonへのウェザリング加工のレポートです。 ウェザリング方針決め 前回のHUOでは、ご丁寧にAccurascaleのWebサイトにウェザリング加工記事が投稿されていたので、それをお手本に製作を…

秋の車両アップデート(その2)

前回の続きで、残りとなった2軸貨車の紹介です。 Accurascale BR 21t MDO Mineral Wagon 昨年に引き続き、今年もAccurascaleのWagonがやってきました。Accurascaleお馴染みのパッケージ。 1箱に3両入っていて、車両紹介とパーツ展開図(爆発図?)が描かれた…

秋の車両アップデート(その1)

10月になりました。今年ほど新製品が届かない年はないのではという気がしますが、いくつか車両がまとめて届きましたので紹介していきたいと思います。 古い時代(Era2, Era3)の客車が欲しい 今年はHattonsのGenesis Coachのリリースを見込んで、 ERA 2 (Pre-G…

Black FiveのDCCサウンド化+電飾

今回は、Llancot Railway 2機目となるBlack Five、British Railways 4-6-0 Class 5MT 44668をDCCサウンド化した作業記録です。 古い設計のDCC Ready機 Hornby R2322 BR 4-6-0 Class 5MT 44668 Hattonsの中古(Pre-owned)で見つけたBlack Fiveは、BR Black Liv…

Station Update 2021

先月はプロジェクトらしいプロジェクトもなく、ブログの更新がご無沙汰になっていました。少しだけですが、駅周りのアップデートをしましたので、まとめておきたいと思います。 Flower Beds 駅周りはレイアウトの中でも一番最初に作った部分で、これまでにも…

IORI工房 ハ1005 への室内灯の組み込み

電飾シリーズをさらにもう一つ。年初に製作したIORI工房のペーパーキット ハ1005 にHornbyのMAGLIGHTを室内灯として組み込んでみました。 Hornby MAGLIGHTとは Hornby MAGLIGHTとは、Hornby 2021 Rangeの4 & 6 Wheel Coaches用の室内灯キットです。4 & 6 Whe…

Network Rail PLPR車両の電飾

前回までのBrake Vanへのランプ取り付けの経験を踏まえて、もう1両電飾を施すことにしました。ターゲットとなる車両は、Network RailのPLPR(Plain Line Pattern Recognition)車両です。 PLPR車両は、英国で鉄道設備の保守点検を行うNetwork Railが所有する線…

Brake VanへのLampの取り付け(その4)

DCC制御にしたGWR Toad Vanですが、アナログ回路のときに効いていたキャパシタによるFlicker Freeの仕組みがないので、チラつきが目立つようになってしまいました。 Pick up 位置の調整 まずは集電の改善を行います。取り付けた集電板をよく見ると、車輪に当…

Brake VanへのLamp取り付け(その3)

さて、残りの2両についても順に進めていきます。まずHornbyのex-LMSから。 中央のTail Lampは、ブレーキホースとの干渉を避けるために少しオフセットされた位置に取り付けます。左右のTail Lampは柱の横にかける形です。どちらも取り付け金具がモールドされ…

Brake VanへのLamp取り付け(その2)

DCC Conceptsの部品届く Hattonsに注文していたDCC Conceptsの部品が届きました。 左から Wiper Pickup DCF-WP12 (12個入り)£12.08 Shunting Lamp DML-LLBSL(6個入り)£18.33 Guard Van Lamp DML-LLBRW (6個入り)£17.92 です(価格はVAT抜き)。ちなみ…

Brake VanへのLamp取り付け(その1)

今回から新しいプロジェクト「Brake VanへのLamp取り付け」を始めたいと思いますが、その前に前回の貨車のウェザリングのおまけの報告から。 HornbyのYGB 'Seacow' Bogie Ballast HopperのEWS Liveryへの施工です。 加工前(Vannila)の状態 作業完了。今回…

HUO Coal Hopper Wagonのウェザリング

昨年秋に導入した、初のAccurascale製品 HUO Coal Hopper Wagon。 記事の中で 課題はウェザリングをどうする?というところなのですが、まずは走らせて追々考えてみたいと思います。 と書いていましたが、半年以上を経て、このGW休暇の課題として、ついにそ…

春の車両アップデート

レイアウト更新は一段落。4月に入ってからの動きなど。 新しい蒸機 初荷として届いていたStanier 8FとCity Classにサウンドデコーダーを入れて、ようやく運用を始めました。 Two new engines have started operation at Llancot Railway. Welcome! pic.twitt…

Signal Boxの設置

前回の更新から1ヶ月経ってしまいました。Signal Box設置の続きです。 メディカルアートのレイアウト 日本で唯一のHornby代理店であるメディカルアートの店内に、新しいレイアウト出来たとの話があったので、Signal Box設定作業を進める前に何かの参考にと見…

3月のプロジェクト

今年最初のプロジェクト「IORI工房 ハ1005を作る」が無事に終わり、次なるプロジェクトの計画を進めています。といっても、新しいプロジェクトではなく、腕木信号機導入の際に力尽きて出来なかったSignal Boxの設置に取り掛かろうと思っています。 設置するS…

MR 1532 & GWR 94xx

年初に購入した蒸機のDCCサウンドデコーダを買わないとなー...と思っていたところに、Bachmannから気になるDCCサウンド搭載のタンク式蒸機が出ていたので、勢いで導入してしまいました。 Bachmann Branchline 31-740SF Midland Railway 1532 (1P) 0-4-4T 127…