今年はDiesel Engine Yearだと意気込んでみたものの、なかなか製品がリリースされずに年の瀬を迎えようとしていたところでしたが、ようやく待望の新製品がやってきました。
Heljan Class 45/1 'Peak' 45133 in BR blue with sealed beam marker lights
軸配置1Co-Co1の大型Diesel Engineで、Accurascaleからリリース予定のMk2b客車の牽引機として導入しました。シンプルな形ですが、足回りや運転席周りも細かく作られていて、満足のいく出来です。
いつものようにDCCサウンド化。デコーダーはRoads and Railsに発注しました(LokSound5 with Legomanbiffo)。今回の期待は、なんといってもこのEM1スピーカー。
手持ちのものではHattons Class 66が同じスピーカーを使っていて、ディーゼル特有の野太いサウンドが出せる唯一無二の代物です。もちろんそれなりのスペースが必要ですが、Roads and RailsのHeljan Class 45フィッティング動画でEM1スピーカーの使っていたこともあり、自分も挑戦してみることにしました。
まずは、スピーカーの両端にある固定用の出っ張り部分を切り落とします。
全体の配置はこんな感じ。お誂え向きのようにEM1が収まります。基板にスピーカー用のコネクタが用意されているので、取り付け時のハンダも不要です。
ただこのままだと、ボディをねじ止めするための柱(赤矢印)が干渉してしまうので、スピーカーの一部(赤点線円)を削ります。
前述の動画では「ハンダごてを使った」と言ってたので、同じようにハンダごてで柱の位置に合うように溶かします。
するとこんな感じで、柱の間にスッポリ収めることができました。
これでほぼ作業は完了なのですが、追加でひとつ工作が発生。
EM1を載せている台は中央部からの片支持で下支えがないのですが、どうもボディを嵌めると台が下方向にたわんで(黄矢印)、スピーカーと台車ギアボックスが干渉してしまうようです(黄バツ印)。
そこでプラ板で下支えを作り(赤点線枠)、台車に干渉しないようにしてあげました。
以下、おまけ。
先日の日本鉄道模型ショウで手に入れたClass 37/4 Colas Rail Freight塗装も、同じくDCCサウンド化しました。
Bachmann 32-389 Class 37/4 37421 in Colas Rail Livery
スピーカーは、20x20x7mmのMiniBassを2個搭載です。
あとはこのままボディを嵌めるだけと思っていたのですが... ハマらない。中央部寄りスピーカーが下にある配線のためわずかに出っ張っているの(写真左)ですが、これが天井のファンを固定するパーツ(写真右、赤点線枠)と干渉しているようです。
ボディ天井に取り付けられたパーツを取り外してみると、こんな感じ(写真左)。パーツを取っ払うと当然嵌まるのですが、グリルファンがなくなってしまう(写真右)ので、それは避けたいところ。
干渉しているのはファンより右手の部分なので、ファンだけ残して右部分を切り離します。
ファンを残しつつうまく干渉を避けることができました。
というわけで、いつものように走行シーンは動画でどうぞ。
とりあえず記録。Class 45/1とClass 37/4運用開始です。Class 45はまだ牽かせるものが全然ない... pic.twitter.com/xQODp0wZcQ
— じょばんに (@Giovanni_Ihatov) 2022年12月4日