Llancot Railway

MR 1532 & GWR 94xx

年初に購入した蒸機のDCCサウンドデコーダを買わないとなー...と思っていたところに、Bachmannから気になるDCCサウンド搭載のタンク式蒸機が出ていたので、勢いで導入してしまいました。 Bachmann Branchline 31-740SF Midland Railway 1532 (1P) 0-4-4T 127…

IORI工房 ハ1005を作る(その3)

今年最初のプロジェクト、IORI工房さんの「ハ1005」製作の最終回、最終組み立てとテスト走行までをお届けします。 窓と屋根の取り付け まずは窓を取り付けます。窓は透明なフィルム、プラ板ならなんでもよいとのことでしたので、ストラクチャー製作に使ったO…

IORI工房 ハ1005を作る(その2)

今年最初のプロジェクト、IORI工房さんの「ハ1005」製作の2回目です。前回は車体、屋根、床板・足回りの組み立てまでを行いました。今回は塗装を進めます。 エアブラシ導入 これまでストラクチャーキットの塗装は、お手軽さから水性アクリル塗料による筆塗り…

DSair2ティーチング機能を試す

Desktop Stationさんが作っているDCCコマンドステーションDSair2のWebAppがアップデートされ、新たにティーチング機能が追加されたので、少し遊んでみました。 ティーチング機能とは ティーチング機能については、以下の公式ブログ(?)の記事を見ていただくの…

初荷が届く

今年初の着弾報告です。蒸機が2つ、どちらもebay.co.ukで購入。 Hornby R3564 BR 2-8-0 Class 8F '48405' (With Fowler Tender) いわゆるStanier 8F 2-8-0のBR Black livery with late crest。 Bachmann Branchline 31-728 GWR City Class 4-4-0 'Killarney'…

IORI工房 ハ1005 を作る(その1)

今年最初のプロジェクトは、IORI工房さんの「ハ1005」の製作です。 明治鉄との出会い 今回製作する鉄道院「ハ1005」は、明治後期に製作された木造2軸三等客車です。英国鉄道模型をやってきたのに、なぜ日本のしかも明治時代の客車なのか。実は、とある漫画が…

数字で振り返るLlancot Railway 2020

どこで何をどれだけ買ったか - 2020 というわけで、3年目となったお買い物傾向分析です。 まずはお店別から。 今年もやっぱりHattonsがトップでしたー。3年連続トップ。ただ割合は65%→36%→27%と年々落ちています。 第2位はKernow Model Rail Centre。メール…

ツイートで振り返るLlancot Railway 2020

年の瀬ということで、Llancot Railwayの2020年をツイートで振り返ります。月ごとに主だった出来事をピックアップしてみました。 January 年明け早々に片倉レール倶楽部さんにお邪魔して、大きな16番のレイアウトにて一日運転。コロナ禍が始まる前、最後の楽…

腕木式信号機(その3)

前回は、LEDの組み込みと腕木の可動部分の製作までを行いました。 今回は、組み立てた信号機をレイアウトに据付けてサーボモータで動作させ、完成を目指します。 据付けの準備 まず可動ワイヤの長さの確認です。Home&Distant Signalは説明書の通りにワイヤを…

貨車のウェザリングと石炭積載

前回の記事「本年最終(?)のお買い物」で紹介したCoal Wagonに、ウェザリングと石炭積載をやってみました。 これから生贄となる貨車... 石炭パーツの製作 Open Wagonにバラ積みの積荷を加工する方法はいくつかあると思います。 先日公開されたHattonsの動画「…

本年最終(?)のお買い物

というわけでお買い物報告です。今回はHattonsから。チマチマ買い集めていた中古やらPre-order品やらがTrunkにたまってきたので、先週まとめて発送をかけました。 ん?Trunkとはなんぞや?購入品紹介の前にHattonsの'Trunk'サービスについて少し触れたいと思…

冬支度

先々週ご報告したAccurascaleのHUO Coal Hopperですが、早速レイアウトを賑わせてくれています。 小さなレイアウトで長編成の貨物列車がどう見えるか期待半分不安半分だったのですが、2軸貨車だと急カーブでもきれいなラインで見えるので大正解でした。 この…

腕木式信号機(その2)

さていよいよ製作開始です。今回腕木式信号機の製作にあたって、是非とも達成したい課題を以下の2つとしました。 LEDによる発光機能の組み込み サーボモータによる腕木可動化およびDCC制御 一方で 塗装表現 細かいパーツによるディテール については優先度を…

Accurascale HUO Coal Hopper他届く

久しぶり(?)にお買い物報告など。 William Stanierの名機Black Five。その楽しみ方は急客機としての運用だけでなく、貨物機としても運用できる汎用性にあると思います。 先日導入したBlack Fiveは保存機仕様ですが、BR late crestなのでBritish Railway S…

腕木式信号機(その1)

さて次なるプロジェクトのお話です。直近の車庫改修が大工事だったこともあり、今回は少しお手軽なものということで、腕木式信号機(Semaphore Signal)を導入してみたいと思います。 腕木式信号機は、鉄道発祥の地イギリスで鉄道黎明期から使用され、幾度に…

車庫改修プロジェクト(その6)

車庫改修プロジェクトの最終回です。落穂拾いも含めて少し。 プラ板、プラ棒での工作 その2で紹介した給油所および車庫の土台枠以外にも、いくつかのものをプラ板、プラ棒で工作しました。 ひとつが車庫内の通路。2mm角棒と0.3mm厚のプラ板で製作しました。 …

車庫改修プロジェクト(その5)

予告通り、今回は照明のお話です。 一昨年から始めたレイアウト製作では、建物の類には極力照明を入れるようにしているのですが、車庫エリアに関して建物は小さな車庫とSignal Boxだけ。留置線に関しては一部にヤード照明を入れていましたが、夜景を撮ると真…

車庫改修プロジェクト(その4)

さてストラクチャーたちが出来上がったので、その4からはレイアウトに戻って仕上げを進めていきます。 夏草萌ゆる車庫 本物の車庫(主に英国の)を真似るとするならば、線路はもとよりその他の場所もオイルに汚れた黒々とした地面が続いている、という感じに…

車庫改修プロジェクト(その3)

その3ではストラクチャー残り2つを紹介します。 燃料タンク 「給油所を作るなら車庫のどこかに燃料タンクが要るでしょ」ってことで、前回の給油所と同じKnightwing Models Internationalのプラキットを組みました。 円筒型のタンクと配管パーツが2セットに、…

車庫改修プロジェクト(その2)

前回の報告からちょうど2ヵ月経ってしまいましたので、まずはおさらいから。車庫改修プロジェクトでは、留置線となっていた場所を廃止して蒸機区画とディーゼル区画の2区画に整理し、新設となるディーゼル区画に新規に4つのストラクチャーを配置します。 ピ…

駅の小改修

7月に入り今年も後半に突入。ここまで2020年上半期のレイアウトアップデートで触れていなかった駅の小改修をまとめて紹介したいと思います。 Barrow Crossing 駅舎がある1番ホームの一端は曲線部分にかかっており、車両が接触するのを避けるために不思議な階…

Hunt Couplingを試す

Hunt Couplingとは 今年のはじめぐらいから、英国鉄道模型関連のブログやYouTubeなどで見かけるようになったHunt Coupling。West Hill Wagon Worksが製作する磁石で連結するタイプのCouplingです。製品の概要については、以下のHornby Magazineのビデオクリ…

車庫改修プロジェクト(その1)

さてここからしばらくは、車庫改修プロジェクトの進捗報告をしていきたいと思います。 設計図作り 車庫改修の大まかなイメージはストラクチャを買い揃える際にあったのですが、現物を合わせてみると「コレジャナイ」なんてこともありますし、別なアイディア…

新しいプロジェクト

今年はCOVID-19の影響で週末や連休を家で過ごすことが多かったこともあり、ここまでレイアウトのアップデートが順調に進んでいます。 貨物ヤード改修 橋の設置(前編/中編/後編) 踏切の改修 ポイント電動化 もちろんレイアウトのアップデートに終わりはあ…

踏切の改修

2020年年次計画の舗装改修、前回の貨物ヤードに続いて踏切の施工を行いました。 下の写真は踏切改修前の状況です。 この現場、いくつか難しい点があります。 曲線線路上の踏切 左右をポイントに挟まれていて通れる場所が非常に狭い なんでこんなところに踏切…

ポイント電動化

今回のお題はポイント電動化です。 普通はレイアウト製作の最初の方にやる作業なのになんで今更、という感じですが... はい、その通りです。レイアウトを作り始めたときに以下のような理由で「ま、手動でいいか」と妥協してしまったのでした。 ポイントの数…

祈りの橋(後編)

レイアウトへの設置 さて塗装まで仕上がった橋をいよいよレイアウトに固定します。 まず橋を埋め込む部分の丘の斜面を切り取ります。この丘はスタイロフォームにプラスタークロスを貼ったものなので、表面のプラスタークロスを切り取って剥がす感じです。以…

祈りの橋(中編)

組み立て さていよいよ橋の組み立てに入ります。 部品は写真のように板状のものがほとんどで、これを貼り合わせていく作りです。接着剤はクレオスのMr.セメントSを使います。 まずはじめにアーチ状の橋を2つ作ってつなぎ合わせます。部品の精度が高く、ほと…

祈りの橋(前編)

橋を架けたい 英国鉄道風景で外せないもののひとつに鉄道橋があります。その中でもとりわけ特徴的なものは、Viaductと呼ばれる連続した橋脚を持つ一種の高架橋です。 もちろんソドー島にも登場します。 背の高いViaductまでは無理としても、レイアウトのどこ…

貨物ヤード舗装の改修

2020年年次計画の第一弾、踏切とヤード舗装の改修のうち貨物ヤードの改修が終わりましたので報告をば。 第3期工事(その2)においてボール紙で作成した舗装ですが、以下のような問題がありました。 線路との隙間が大きい線路を通過する車輪との干渉を避ける…