Bachmann Class 66 GBRf塗装

Llancot Railway今年2両目のDiesel Locoは、BachmannのClass 66 GBRf塗装でした。

Class 66としても2両目。先日導入したICA Silver Bulletで現役貨物列車を走らせる面白さを知り、所有するEWS DB塗装に加えて、もう1両何にしようかと「英国鉄道図鑑 Class 66編」(英国鉄道研究会 Double Arrow)を見ていて目に留まったのが、英鉄の伝統色であるBlue/Yellowに大きな"GBRf"のロゴを纏ったGBRf塗装。現役貨物としてはGreenベースのFreightliner塗装もあるのですが、側面のでかいロゴと車両番号が気に入りました。Hattonsの中古(Pre-owned)でお値打ち価格で出ていたものを、うまく引き取ることができました。

写真右上の赤矢印で示した囲み部分にあるステップが取れている、というのが値引きの理由でしたが、幸い取れたパーツは一緒に入っていたので(写真左下)、瞬間接着剤で補修して、だいたい元通りに(写真右下)。

また"interhubGB"のネームプレートも未使用のまま入っていたので、こちらもボディに付けてみました。

1エンド側に運転士のフィギュアが付いています。

レイアウトで撮影。ちょっとオレンジっぽいイエローとブルーのコントラストがいいですね。

ボディの中身

DCCサウンド対応を行うためボディを外します。Diesel Locoのボディ外しは難儀なこともあるのですが、Bachmannのこのモデルでは、裏面から赤矢印部分を貫通する4本のネジを外し、両エンドのツメをちょっと外すだけで難なくボディを開けることができました。

中央に21pinソケットを備えた基板、2エンド側にはスピーカーエンクロージャーが用意されています。基板の下に両側にフライホイールを付けたモーターがあり、シャフトでそれぞれの3軸台車を駆動します。

おでこのライトとキャブライトは運転室の天井に据えられた基板に実装されていて、ソケット付きのコードで中央の基板に接続するようになっています(黄矢印)。基板からソケットを引きぬけば、ボディが完全に外れる仕組みです。

都合のいいことに購入したモデルにはDCCデコーダ付きのものだったので、ボディを外したままレイアウトをぐるぐる走らせて、不具合が無いかを確認します。

不具合その1. モーターから異音

しばらくは快調に走っていたのですが、突然モーターから異音がして、急に走りがギクシャクするように... DCCでもアナログでも現象は同じようです。ひょっとして中古で売られていたのは走行不調だったから...? と意気消沈したのですが、あれこれいじっているうちに、フライホイールに下の写真のようなゴムの部品が挟まっていることに気づきました。

確かにこんなものが挟まっているとうまく走れなくて当然です。えいっと取り除いてみると、ウソのようにまた快調に走り始めました。ちなみにこの部品が何なのかは未だにわかりません(^^;。

不具合その2. カーブ入口で脱線

周回線路の特定のカーブの入り口で、何回かに1回脱線する現象が起きる不具合。脱線する台車の首振りを確認すると、写真左下の赤丸で囲んだ部分、シャーシの出っ張りと台車がわずかに干渉していました。写真右下のように台車が右に首振りをするときにひっかかって、首振りできずそのまま脱線するというカラクリのようです。

そこで引っかかりが起きているシャーシ下面の赤丸の部分を目立たない程度に少しやすりで削りました。試験走行を繰り返し脱線が起きないことを確認して一安心。

DCCサウンドデコーダーを載せる

今回もHeljan Class33同様にRoads and Railsさんに発注しました。サウンドはESUとJamie Goodmanの2種類が選べますが、ESUのサウンドを聞いてみたいのでそちらをチョイス(実際にはESUをベースにいくつかオリジナルの音源を混ぜたもの)。

スピーカーはRoads and Railsオススメの20x20x7のMIni Megabassスピーカーを2個搭載しました。元々スピーカーエンクロージャーがあった場所にぴったりおさまる寸法です。

スピーカーは配線済みで送られてきたので、はんだ作業もなく、据付けるだけで作業完了でした。

それではいつものように動画でどうぞ。

牽かせる貨物も増やしたいですねー。