先月はプロジェクトらしいプロジェクトもなく、ブログの更新がご無沙汰になっていました。少しだけですが、駅周りのアップデートをしましたので、まとめておきたいと思います。
Flower Beds
駅周りはレイアウトの中でも一番最初に作った部分で、これまでにもいろいろと手直しを入れてきました。昨年夏に行った改修はこちら。
今回は、春に作ったSignalBoxの花畑に触発される形で、ホームにも花壇を作って華やかにしてみることにしました。
こちらは駅舎のあるホーム向けの大型の花壇です。5mmのスチレンボードのベースに、NochやMini Naturの草花の素材を貼り付けています。
島式のホーム向けには、両端のスロープに置く細長い花壇を作ってみました。こちらも5mmのスチレンボードのベースに、Mini Naturの草花の素材をアレンジして貼り付けています。
草花の飾り付けが終わったら、スチレンボードが見えている部分を隠します。手前の大型花壇はMetcalfeの赤レンガ柄のペーパーを巻いて、レンガ造りの花壇に。
奥の細長い花壇は別アレンジにするべく、以前裏庭の囲いを作るために買ったScale Model SceneryのWooden Fancingの余りを利用して、木製の囲い型に。白く塗装し、長さを切り詰めて貼り付けました。
Signboard
もう一つホーム上の小物として、掲示板の製作も行いました。掲示物は、GaugemasterのGWRの掲示用ボードと往年のGWR宣伝ポスターのシールを使います。
このシールのサイズに合わせて掲示板を作っていきます。材料は、TAMIYAのプラ角棒(3mm, 5mm)とプラ板(1.2mm厚)。
5mmのプラ角棒を土台にして、掲示板をそれっぽく造作します。土台を入れたのは掲示板を簡単に自立させるためですが、この部分を花壇に見せることで、不自然さをなくします。
サフを吹いて花壇を塗装したところまで。
雰囲気を出すために、掲示板上端にヒサシを追加しています。以前作ったScale Model SceneryのStation Signsのカードキットの余りを、素材として利用しました。このカードキットで使われているペーパーは、硬質ながらカッターでも素直に切れるので、細かい素材を作るのに向いています。
掲示板の塗装はエアブラシで。TAMIYAのアクリル塗料XF-8ハルレッドをベースに、XF-2フラットホワイトを加え、XF-3フラットイエローとXF-8フラットレッドを少量足して、やや明るくなるように調色しました。
掲示板とポスターのシールを貼り付け、Mini Naturの草花を植えれば出来上がり。
こちらは駅舎の壁に貼り付ける用。こちらもカードキットの余りで製作してます。
Decoration
今回作った小物は、いずれも基本的にポン置きできるものですが、島式ホーム用に作った花壇は思いのほか高さが出てしまったので、ホームの一部を切り取って花壇埋め込むことにしました。スタイロフォームで作っているからできる現場合わせ芸。
駅舎ホームの花壇たち。
駅舎のポスター。
島式ホームの掲示板。
跨線橋脇にも。
ちょっとした変化ですが、レイアウトの中に置いた瞬間に生き生きとしてくるのは本当に面白いです。こうやって毎年少しずつアップデートを重ねていけるのは、長年かけて作るレイアウトならではの醍醐味。また来年が楽しみです。
余談
GaugemasterのGWR掲示板シールに、下写真赤矢印の柄のものが入っていて、「これはいったい何だろうね?」というツイートをしたら、Shedly Yardのひとが教えてくれました。
Looks like a torn off poster to me, just the left over glue.
— Shedly Yard (@ShedlyYard) 2021年9月5日
「ポスターを剥がした跡」... なるほど!
(Gaugemasterのひとが「いいね!」してたのできっと正解(笑))