2008-01-01から1年間の記事一覧

「満州事変と政策の形成過程」(緒方貞子・原書房)

緒方貞子氏の代表的な著書ということで図書館から借りて読んでみた。この本は氏がカリフォルニア大学バークレー校大学院政治学部に提出した博士論文がもととなって出版された「Defiance in Manchuria - The Making of Japanese Foreign Policy 1931-1932」の…

「紛争と難民 緒方貞子の回想」(緒方貞子・集英社)

1991年から2000年の10年間に渡って、第八代国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子氏の本人自身による活動の記録「SADAKO OGATA THE TURBULENT DECADE - CONFRONTING THE REFUGEE CRISES OF THE 1990s」の日本語訳である。具体的には氏の任期中に取り組んだ難民…

「恐るべき旅路 火星探査機『のぞみ』のたどった12年」(松浦晋也・朝日ソノラマ)

NRT→LAX→LHR→NRTの北半球一周ツアーのお供に選んだのがこの1冊。文部省・宇宙科学研究所初の惑星探査機PLANET-B(打ち上げ後「のぞみ」と命名)の構想から設計・開発、打ち上げから運用終了までを、関係者へのインタビューも含めてまとめたドキュメンタリー…

岩村暢子さん3冊

内田先生のブログの紹介で気になったので、原書にあたるべく家族と食卓に関する本3冊を図書館から借りて読んだ(もう随分前の話だけど)。 1冊目「変わる家族 変わる食卓 真実に破壊されるマーケティング常識」は、幼稚園から小学生ぐらいの子どもを持つ首…