OO9レイアウト製作記・第13回「桜を植える」

昨年は完成が間に合わなかったTwitter Model Train Show。今年はようやく満を持しての出展となりました。

出展にあたっては、この季節ならではの企画を実行に移すことにしました。レイアウト上の樹木はすべて取り外し可能なので、線路沿いに並ぶ赤矢印の部分の樹木を桜に変え、「桜並木をくぐる列車」を再現してみようと思います。

桜の木の製作

使用する材料はKATO 24-369「広葉樹の幹(小)」(写真右)と、同じくKATO 24-556「天然素材樹木(黒染め)」(写真左)です。

まずは広葉樹の幹(小)の枝を適当にねじって樹木の形を整えたあと、KATO 24-384「ジオラマ糊」を枝に塗ります。

白い糊が透明に近くなるまで1時間ほど放置したあと、天然樹木素材(黒染め)を適当な大きさにちぎって枝に貼り付けます。どうしても大きめにちぎって付けたくなるのですが、重みでうまく固定されなくなるので、小さくちぎって付けるほうがうまくいくようです。

普通の樹木ではここから葉を生やすのですが、今回は桜の花としてKATO 34-731「日本のさくらの花びら」を付けてみます。ターフの固定には3Mのスプレーのり77を使いました。今まではボンド水を霧吹きしていたのですが、ボンド水に含まれる水分で固定した天然樹木素材がハズレがちになることがあり、作業効率重視での導入です。

スプレーのりをサッと吹いて、桜の花びらを振りかけるような感じでパラパラとつけていきます。何回か繰り返すと、それなりのボリュームの花びらがくっつきます。作業はとても簡単で、これはオススメできます。

最後に保管用の箱に据え付けて準備完了。箱に入れると、お菓子みたい。

レイアウトへ

さてレイアウトで、いざ植え替えです。

こんな感じで植え替え完了。いい感じ。

それでは、最後は動画でご覧ください。

季節に応じて、紅葉や落葉後の樹木など、他の場所でいろいろバリエーションを試してみるのも面白そうです。