OO9レイアウト製作記・第5回「ギャップ入れ」

さてレイアウトに戻って少しばかり修正をしたので、その記録を。

今回のOO9レイアウトはアナログ向けに作っています。右下の周回線路上に給電ポイント(赤丸、青丸)があり、4つのポイント(1〜4)を操作することで、A, B, C, Dの4つのヤードあるいは待避線にいる列車を選択的に動かします。

図1 レイアウト配線図

ポイントが選択式であれば、ポイントで通電が切り替わるから普通に繋いでおいて大丈夫だよね... と思っていたら、落とし穴がありました。

ポイント1, 2をC側に開通させた状態だと、ポイント3をC側ではなくA, B側に開通させたとしても、Cにはポイント2方面から電気が供給されてしまうため、AまたはBとCに対して同時に電気が供給されてしまいます(図2参照)。

図2

かといって、ポイント2をD側に開通させると、今度はDに電気が供給されることになり、これでは解決になりません。

そこでポイント2からの電力の供給を遮断するため、1箇所(緑丸)にギャップを入れることにしました。こうすればポイント2がC側に開通された状態であっても電気が供給されることはありません(図3参照)。

図3

ポイント3がC側に開通して初めて電気が供給されるようになります(図4参照)。

図4

一旦Cの部分の線路をはずし、片側を絶縁ジョイナーに交換して再び接続しました。バラストを撒く前で本当によかったです(^^;。

アナログでレイアウトを組まれている方からすると常識かもしれませんが、うーん、なるほどという感じで勉強になりました。