新しいプロジェクト

今年はCOVID-19の影響で週末や連休を家で過ごすことが多かったこともあり、ここまでレイアウトのアップデートが順調に進んでいます。

もちろんレイアウトのアップデートに終わりはありません(^^)。次なる候補として”車庫の改修”に取り掛かることにしました。

#TMRGUKでレイアウトを見ていると、素晴らしい車庫の作品が多いように感じています。最近だとPaulさんの作られている車庫を題材としたレイアウトは、多数のポイントを組み合わせた美しい配線に、Shed, Oil DepotやCraneなど様々なストラクチャーが自然に組み合わされていて、見所がたくさんあります。決して大きなレイアウトではないのですが、日本のレイアウトではあまり見かけない、英国鉄道模型ならではの楽しみ方のひとつだと思います。(いわゆるモジュールレイアウトではなく、あのレイアウトで完結しているところがミソ)

翻って自分のレイアウトの車庫を見ると、最低限「車庫に見える」レベルです。レイアウト製作の初期に作ったこともあり、ディテールには踏み込んでいません。なんとかそれを、物語が作れるレベルにもっていくのが今回の目標です。

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Llancot Railwayの車庫は、大きく分けて右側がSteam Engineゾーン、左側がDiesel Engine、DMU、Coachのゾーンという設定です。右側にはSteam EngineのためのShedやCoal Stage、Water Towerなどいくつかのストラクチャを配置していますが、左側にはYard Lampがあるぐらいで、あまり手をいれていません。

そこで、まずは左側をDiesel Engine、DMUの整備ができるレベルの車庫にアップグレードして、続いて右側も含めて全体にもう少しディテールを加えていくことを考えます。

改修のために見繕ったストラクチャーは以下の通り。

Bachmann Branchline 44-126 Single Road Servicing Shed

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スペースの関係で大型のShedは置けないということと、隣にSteam Engine用のレンガ作りの車庫があるので、Diesel Engine、DMU用として現代的な造形のものを選びました。キットを作り込んでもよかったのですが、Bachmannからちょうどいいサイズのストラクチャーが出ていたので、ここは楽をしてみました。外壁にデザインされている照明をこのままにするか、実際に光るLEDのものに置き換えるか、悩みどころです。

PLUM 1/80スケール ピット線路

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Shedの床を貨物ヤード同様に舗装するだけではつまらないので、Twitterで話題になっていたPLUMのピット線路のキットを試してみることにしました。Unitrackの線路が入れられるのですが、線路面の高さがうまくあうかどうかが課題です。

Knightwing Models International PM103 British Rail Diesel Refuelling Point

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Knightwing Models International PM116 Diesel/Fuel Oil Depot

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Steam Engineに対してWater Tower、Coal Stageがあるなら、Diesel Engine、DMUには燃料を入れるためのステーションと燃料タンクがあるべきということで、UKのメーカーKnightwing Models Internationalのものを取り寄せました。 スペースに合わせて多少改造する予定です。

Knightwing Models International B51 DMU/Coach Stabling Platform with Accesories

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同じくKnightwing Models Internationalの整備用プラットフォームなのですが、なんとこれプラキットではなくホワイトメタルのキットでした。金属キットは初なのでどうなることやらですが、何事も経験。

あれこれ見繕うとそこそこのボリュームになりました。夏にかけて、まずはキット製作から進めたいと思います。また順次アップデートしていきます。(つづく)

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