2020年の終わりに

振り返りの記事2本を書いたので、次はこのまま新年を迎えて2021年の年次計画などを書くか、と思っていたのだけど、やはり最後に、この「2020年」という特別な年をまとめておきたい。

今年ほど鉄道模型をやっててよかった、と思う年はないかもしれない。

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今年は仕事がこの先数年の行方を左右する大事な年で、物理的な忙しさよりも精神的なプレッシャーが大きかった。加えてコロナ禍という状況があり、リモートワークだし、ロクロク外出もできない。ほぼ2か月に一度の頻度で行っていた海外出張もなくなった。呑み会もない。ストレスをためるなというほうが難しい状況。

でも、平日寝る前に少しレイアウトで列車を走らせたり、休みの日にレイアウト作りに集中したりすることで、実はそこから幾ばくかは救われていたのではないかと思う。

どうにもならないことの多い世の中に対して、レイアウト上で展開される世界は自由になる場所で、そういう場所を持っているというだけで、現実で何があってもうまくやり過ごせる術が身についたように思う。それだけでなく、そこには自分の知らない新しいことや世界がたくさんあって。オンラインとはいえ、いろんなひととの出会いもあって。

鉄道模型は人生を楽しくする。いまはそう胸を張って言える。できるだけ長く続けていければと思う。

どうぞよいお年を。