Twitterでレイアウトの撮影について機材や技術の話が出てきたので、一旦自分の状況をシェアする目的でまとめてみました。
汎用カメラとしてのiPhone11Pro
それまで使っていたiPhone6sのカメラの調子が悪くなり、レイアウト動画撮影用に専用カメラを買おうかしら...と思っていたのですが、iPhone11 Proが三眼(超広角、広角、望遠)になったことを受けて、乗り換えて使うことにしました。無印iPhone11では望遠が省略されて二眼なのですが、レイアウト撮影にはこの望遠レンズが重要です。
動画撮影はこんな感じで三脚にスマホ固定の雲台をつけてます。
画角を狭くするために望遠レンズ(x2)で撮ります。広角レンズ(x1)だと以下のような絵面になりますが、
望遠レンズ(x2)にすると、レイアウト以外の要素をうまく切り取ることができます。
たまには同じ方向に走らせてみる。Main line vs Branch line pic.twitter.com/FPqpSuClsw
— じょばんに (@Giovanni_Ihatov) 2019年12月20日
お気に入りの踏切カーブはこの位置にカメラを置いています。
広角レンズ(x1)だとこの絵面も
望遠レンズ(x2)ではすっきり。
42xx 2-8-0Tに貨物を引かせたかったのでした。 pic.twitter.com/ICTof1nPU0
— じょばんに (@Giovanni_Ihatov) 2019年12月8日
駅ホームの撮影はバックシーンをはずして反対側から撮ります。三脚を入れるためにレイアウト自体も写真右方向に移動させてます。
これも広角レンズ(x1)だとごちゃごちゃしてますが、
望遠レンズ(x2)でいい雰囲気になります。
今週はTank EngineのDouble Headに挑戦…が、全然あかんやんー🤣
— じょばんに (@Giovanni_Ihatov) 2019年12月22日
ちゃんとTime Capture入れてあるのに何がいかんのやろ🤔 pic.twitter.com/6fHmTZZOFw
また対象に寄って撮影するマクロ撮影でも、広角レンズ(x1)ではここまで寄るのが精一杯ですが、
望遠レンズ(x2)で小さなMiniを捉えることができました。
もちろん専用カメラで同じかそれ以上のことができるとは思いますが、個人的にはiPhone11 Proでやりたいことのかなりの部分がカバーできているので、非常に満足しています。
古のカメラNikon D40
iPhone11 Proで満足しているとはいえ、レイアウト撮影にはもうひとつカメラを使っていまして、それがNikonのD40です。購入したのはもう13年ほど前。デジタル一眼レフがようやくエントリー向けの価格で出始めたときのものです。600万画素(!)で、ライブビューはなく、ファインダーをバッチリ覗いて撮る必要があります。
レンズは以下の2種類。
一つ目は標準キットに付属のもので、二つ目は2年前に中古で買い足したものです。どちらもズームレンズにありがちな暗さで室内撮影には全く向いていません。。。
ただ味付けされていない見たままの自然な絵、背景をきれいにぼかした絵を撮りたいときにはこれが必要なのです。
レイアウト作成前に撮影したものも混じりますが、いくつか作例を載せておきます。
夜景だって頑張れば撮れます!
また先日アップロードしたレイアウト紹介ビデオの写真の大半はNikon D40で撮影しています。
本当はこのNikon D40のような動画が撮れると最高なのですが... それは次のステップとして、当面はこのような形でレイアウト撮影を楽しみたいと思います。
【2020.1.25追記】
Nardiさんが以下のブログ記事でカメラのレンズの焦点距離(画角)と被写体深度(ボケ)について丁寧に書かれているので、興味があればご一読されることをオススメします。