新海誠

「すずめの戸締まり」感想※ネタバレあり

とりあえず2回観た時点での感想をつらつらと。 「君の名は。」「天気の子」に続き、新海誠ディザスタームービー三部作の殿となった「すずめの戸締まり」は、東日本大震災そのものに直接切り込んだ作品となりました。前作2作品もそれを彷彿とさせる場面(隕石…

「すきだ」から「だいじょうぶ」へ

新海氏の作品は良くも悪くも昔から変わらない。 以前も書いた通り、作品を反復開発のように作っていくやり方が氏の特徴で、それは今年公開された「天気の子」でも変わらなかったように思う。ボーイミーツガールであり、青臭い思春期真っ只中の少年少女が彼ら…

新海誠展にて。

先週の日曜日、国立新美術館で開催されている新海誠展に行ってきました。 昨年末、小海町高原美術館で行われた「『君の名は。』展」の現地の空気感が新海作品のそのものように気持ちよく、また是非とも小海町で見たいと思っていたのですが、スケジュール的に…

アガルタから新宿まで

2016年8月26日。立川シネマシティ。「君の名は。」公開初日。たまたま休暇を取って久しぶりの新海誠の新作を見た。東宝のオープニングロゴとともに始まる上映。「あのトリウッドの『ほしのこえ』からここまできたんだよなぁ」というのが、この作品に対する最…