L_W.Sさん @LWS84922898 から模型をお譲りいただくのにお会いしたのが今週の月曜日。それからなぜかぼんやりとその出来事を考えていた。いま忘れないうちになんとか書き留めたいと思う。
簡単に言ってしまうと、とても楽しい時間だった。お昼休みの1時間足らず。コーヒーショップの片隅で、どうして英国鉄道模型を始めたのかとか、レイアウトを作ろうと思ったきっかけとか、滔々といままで考えていたことを話したように思う(しゃべりっぱなしですみません...)。こうして英国鉄道模型好きの方と直接話せたこと自体もちろん楽しかったのだけど、本質はもう一つ別のところにあった。
そもそも鉄道模型というのは非常に個人的な趣味だと思っていて、それがこの趣味の好きなところだったりもする。ひとくちに鉄道模型といっても、何に興味があって、どのように楽しむかは人それぞれで、そのひとがいいと思うものを追及できる良さがある。
仕事でも家庭でも100%自分の思う通りにコントロールするのはしばしば困難を伴う(というかまずできない)。だけど、鉄道模型に関してはやろうと思えばそれぞれ個人が思い描く通りにできるし、また思い描く通りにしかできない。ある意味ストレートにそのひとを表現してしまう面白さ(怖さ?)があると思う。
そんな中、今回L_W.Sさんから模型を受け取ったときにいただいた言葉が
「じょばんにさんところにはこれが合うと思って」
だった。そしてやってきたBR(SR) Greenの室内灯付きMk1。鉄道模型趣味が個人的なものであるが故、正直最高の誉め言葉をいただいた気分だった。
こういうふうに鉄道模型を考えているひとがいるのかという驚きと、自分のレイアウトを見て選んでもらえたという感謝と、その結果として差し出された模型が自分もお気に入りだったといううれしさ。なんという巡り合わせ。このMk1を見るたびにきっとこのことを思い出すと思う。
Nardiさんのブログの鉄道模型の多様性の話の中で鉄道模型趣味コミュニティの難しさを書かれていて納得するところが多かったのだけど、実際このような出会いの機会に恵まれると、つながりを持つことの大切さも実感する。自分も構えすぎず声をかけていけるようになれるといいなと思う。
L_W.Sさん、どうもありがとうございました。これからもどうぞよろしくです。
Transferred two SR Mk1 coaches to Llancot Railway. Welcome! 🙌 pic.twitter.com/e0TgECQzEK
— じょばんに (@Giovanni_Ihatov) 2020年2月10日