Little Paddington Railway 第3期工事(その3)

Station Update

第3期工事の最後として駅の改良についてもいくつか書き留めておこうと思います。

駅前階段

既にその2の記事中の写真に写っていますが、駅の入り口の階段はカードキットの要領をまねて自作しています。ボール紙にインクジェットプリンターで印刷したテクスチャーを貼り、大きさを少しずつ変えて重ねることで紙の厚み分を段差とした階段としています。

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階段両脇の壁は擁壁のカードキットの余りを流用。後ろの駅舎と色味があってなかなかいい感じに作れたと思います。

跨線橋

駅に立体的なアクセントが欲しかったのと、ScaleScenesというダウンロードベースのカードキットを一度作ってみたくて導入。

ちなみにダウンロードベースというのは、お金を払うとカードキットの部品と説明書が入ったPDFファイルがダウンロードできるようになっていて、それを自分でプリンタで印刷して作るというものです。つまり1つ買えばいくらでも量産できるというスグレモノ。同じものを大量に作るような場合においてはお安く作れるメリットがあります。もちろん部品は自分で用意する必要がありますが。

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ケント紙に印刷した状態。部品によってはこのあと厚紙に貼って使用する。

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組み立てはカードキットと同じ。

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窓は自分で透明フィルムを用意する(OHPのフィルムを使用)。


今回は説明書そのまま作ったのではなく、レイアウトに合わせて跨線橋の長さを伸ばしてみました。またもともとは1つしかなかった窓も部品を増やすことで3つの窓にしたりと、わりと自由に作れるのも特徴です(失敗してもまた印刷すればよい)。

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キットそのままだと窓は1つ。ただ跨線橋を長くした分バランスが悪い。

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窓を3つに。

部品の精度がやはり市販のカードキットほどには出ない(特に紙の厚みの調整は難しい)のと、部品を作るのは大変に時間がかかるので、時間があって工作好きなひと向けとも言えます。最終的にはLED照明もいれていい感じになりました。

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ホームベンチ

これまたMetcalfeのカードキットです。GWR仕様。

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部品はレーザーカットで非常によくできていましたが、何せ小さい!ピンセットとつまようじ(ボンド塗布用)を駆使して、人生でもっとも細かい作業をした気がします。

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素組ですが、そのままでレイアウトにマッチしました。

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ホーム端

跨線橋と同じくScaleSceneで売っていたプラットフォームのキットから、ホームの白線部分のテクスチャーだけを借りて印刷したものを貼ってお化粧直ししました。
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ここまでくると駅名票の看板が欲しいですね。

(おしまい)