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「女子学習院五十年史」他

読書日記

先週末、地元の図書館に寄った折にダメもとで「女子学習院五十年史」を検索してみると、書庫に蔵書されていることがわかり、早速図書館のひとに頼んで書庫から出してもらう。表紙には八重櫻の校章が捺されていて、発行は昭和十年となっている。もちろん非賣品。なんでこんなものがあるのかと頁をくると、やはり某氏からの寄贈となっていた。紙は随分と日焼けていたが、状態はよい。表紙からしばらくは皇后陛下をはじめ宮家の女性の方々の写真が載っている。その後は華族女学校からの歴史がつづられていて、最後には卒業者の名簿まで載っていた。時代が時代なればおよそ市井のものが見られるような代物ではなかっただろう。なんだか妙な感慨を覚える。
聞くと特に貸し出し禁止というわけではなく借りられると言われたたが、さすがにこれだけの歴史的資料をおいそれと借りるのもはばかられたし、ここにくればいつでも見られることがわかったので、とりあえず女子学習院長の序と巻末にあった校内見取り図をコピーする。
ついでに東京の古い地図を探すと明治、大正、昭和の一万分の一地図の資料があったので、ちょうど同時代と思われる大正十四年を選択。早稲田、上野、四谷、日本橋、三田、新橋、品川の七葉をコピー。このころの地図は見ていてとても面白い。
また「街の灯」の参考文献に載っていた朝吹登水子さんの「私の東京物語」「私の軽井沢物語」が書架にあったので、これを借りて辞去。大収穫だった。