Little Paddington Railway第2期工事(その6)

Sound Installation 今回は音についてのお話です。 長らく離れていた鉄道模型を再開しようとした理由のひとつに「車両からリアルな音が鳴らせるようになった」ことがあります。 DCCによるデジタル化の恩恵の一つと言えますが、コマンドで発車ベルや警笛を鳴…

Little Paddington Railway第2期工事(その5)

Ballasting 今回は固定式レイアウトの真骨頂、バラスト撒きです。ここまでは基本的に置きレイアウトで、いつでも自由に線路を引き直したり撤収したりできましたが、これをやってしまうともう後に戻れません。それ故に楽しみな作業でもあります。 使用したバ…

Little Paddington Railway第2期工事(その4)

Lighting 事の始まりはボーマスで池袋に出たついでに「石神井公園まで1本だよね」ということでメディカルアートさんに寄ったところから。 メディカルアートさんは日本で唯一のHornbyのDistributorで、OO Scaleの鉄道模型を始めるにあたっていろいろお話を聞…

Little Paddington Railway第2期工事(その3)

Signals & Structures 第2期ではいくつかのストラクチャを追加しました。まずは信号機から。 DCCでコントロールできてLED発光の... 欲を言うと腕木式信号機なんかあるといいなーと思ったら、dapolから電動の腕木式信号機が出ていました。 dapol Motorised Si…

Little Paddington Railway第2期工事(その2)

Double Tracks 第2期工事つづいては複線化のお話。 第1期でのレイアウトは、以下の通り単線のエンドレスループ+待避線のバリエーションの範囲でした。つまり、2つの列車を運行するにはどちらかを待避線で停車させる必要があります。同時にぐるぐるさせるこ…

Little Paddington Railway 第2期工事(その1)

Painting 第1期工事では一通り組んで走らせるところまでをやりました。が、もちろんこれで終わりになるわけもなく、早速第2期として落穂拾い的に第1期でいくつかやり残したことや拡張を進めていくことにします。 今回は塗装について取り上げます。 プラット…

Little Paddington Railway第1期工事(その6)

Controllers Rolling Stocksでも触れましたが、制御機器に関してはDCC導入としました。OO Scaleの動力車の大半がDCC Readyなので、様々な動作ができるDCCをやらない理由がないのと、サウンドを是非とも付けたかったので、DCCの選択は必然でした。 日本で手頃…

Little Paddington Railway第1期工事(その5)

Structures 今回はあくまで固定レイアウトではないので、ストラクチャー関してはあったらいいなと思うものを少しずつ追加していく形です。OO Scaleのストラクチャーに関しては、プラスチックキットで紙に印刷されたテクスチャを貼るものが多いようですが、Ho…

Little Paddington Railway第1期工事(その4)

Rolling Stocks さて何を走らせようか。 初めは最近GWRでデビューしたばかりでHornbyの今年の目玉商品であるClass 800I IETとかも考えたのですが、5両編成で全長1706mm。とてもいまのレイアウトに向いていると思えません。以前UKで乗った保存鉄道やらたまた…

Little Paddington Railway第1期工事(その3)

Tracks Layout Planにてちらっと書きましたが、線路についてはKATOのHOユニトラックを使用しています。国内で入手可能なのは、あとはシノハラかエンドウぐらい。価格と在庫状況ではKATOのHOユニトラック一択です。DCCコントローラーもKATOを使う予定だったの…

Little Paddington Railway第1期工事(その2)

Baseboard さて2400x1200のテーブルのようなものをどう作るか。このサイズはテーブルとしてはかなり大きな部類で、ダイニングテーブルでもなかなかこのサイズのものはお目にかかりません。ただ重量物を載せるわけではないので、架台に天板を載せるだけのシン…

Little Paddington Railway第1期工事(その1)

模型鉄道Little Paddington Railway第1期工事がひとまず完了したので、備忘録としてこれまでのあらすじを何回かに分けて書いていきます。 Layout Plan 鉄道模型を家の中のどこで走らせるか。 鉄道模型を始めるにあたって誰しも最初に考えることです。お座敷…

新海誠展にて。

先週の日曜日、国立新美術館で開催されている新海誠展に行ってきました。 昨年末、小海町高原美術館で行われた「『君の名は。』展」の現地の空気感が新海作品のそのものように気持ちよく、また是非とも小海町で見たいと思っていたのですが、スケジュール的に…

アガルタから新宿まで

2016年8月26日。立川シネマシティ。「君の名は。」公開初日。たまたま休暇を取って久しぶりの新海誠の新作を見た。東宝のオープニングロゴとともに始まる上映。「あのトリウッドの『ほしのこえ』からここまできたんだよなぁ」というのが、この作品に対する最…

「初音ミク」の空気に包まれた3日間

舞台を幕張メッセに移して行われた今年のマジカルミライ2016。気がつけば連日足しげく幕張に通いつめ、「初音ミク」の空気を存分に堪能した3日間になりました。 これまではライブのオマケぐらいにしか考えてなかった企画展ですが、今年はTシャツ作りにうちわ…

ミクさんの居る日常

記念すべきマジカルミライ2015日本武道館公演から7か月。HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tourの東京公演に参加してきました(1日目夜&2日目夜)。前回の日本武道館は音楽シーンの頂点ともいうべき晴れの舞台で、参加する自分にとって特別な期待感と緊張感があ…

「”ヒロシマ・ナガサキ”被爆神話を解体する」(柴田優呼・作品者)

先日実家に立ち寄ったときに置かれていた本をみて興味を持ち図書館で借りて読了。一番印象に残ったのは、オーストラリア記者バーチェットが1945年9月3日、広島の広島逓信病院で取材を行ったときの一幕を書いた文だ。 病院でも、バーチェットはアメリカ人と思…

マジカルミライ2015武道館ライブ〜初音ミク8年間の軌跡を辿る旅

というわけで、熱狂のSnow MIKU Live 2015から7か月。マジカルミライ2015武道館ライブに参加してきました。9/4(金), 5(土)計3公演のうち、9/4夜公演と9/5昼公演の2公演、存分にミクさんのライブを堪能しました。3月に今年のマジカルミライのライブ会場が日本…

2015 SNOW MIKU Live 備忘録

このエントリはSNOW MIKU Live 2015に参加してみて、 冬に 遠方にある オールスタンディングの ミクさんのライブ に参加するとはどういうことか、備忘録的に書き記すものです。 僕自身はミクさんのライブはまだ2回目で、まだまだビギナーで大した経験はない…

「日本海軍400時間の証言 軍令部・参謀たちが語った敗戦」(NHKスペシャル取材班・新潮社)「日本海軍はなぜ過ったか 海軍反省会四〇〇時間の証言より」(半藤 一利、 澤地 久枝、戸高 一成・岩波書店)

出張のフライトの行き帰りで「日本海軍400時間の証言 軍令部・参謀たちが語った敗戦」「日本海軍はなぜ過ったか 海軍反省会四〇〇時間の証言より」を読了。ちょうど前回の読書日記で触れた渡辺清氏の著書「海の城」「戦艦武蔵の最期」を読んで日本海軍関係の…

「敗北を抱きしめて」(ジョン・ダワー/岩波書店)「砕かれた神 ある復員兵の手記」(渡辺清・岩波書店)

まだまだ読むべき本はたくさんある。そうして旅を続ければ出会うべき本には出会うことができる。ジョン・ダワー氏の大著「敗北を抱きしめて」は、僕にまた新しい刺激をもたらすものでした。またこの本で引用されていた渡辺清氏による「砕かれた神」も素晴ら…

「『国家主権』という思想」(篠田英朗・勁草書房)

集団的自衛権。いま安倍政権がやろうとしている真の意図は何なのか。それはアメリカ、アジア諸国をはじめ、国際関係にどう影響するのか。表層的な議論を鵜呑みにするのではなく自分の頭で考えたい。と思っていたところ、2014年6月1日付朝日新聞朝刊の「ニュ…

「オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史」

どうしてこの本を読もうと思ったのか、自分でもよくわからない。ここ 2, 3 年、以前よりもずっとクロースにUSのひとたちと仕事をするようになり、仕事上の価値観が共有されていく一方で、仕事以外の普段の暮らしの差異が気になるようになってきた。出張の帰…

「風立ちぬ」感想

不思議な映画だった。どう贔屓目にみても話の流れは複雑で、ある程度の歴史や時代背景が頭に入っていないとそれが意味するところを理解できないし、カタルシスも控えめに表現されていて、ハッピーエンドでもなければ、悲劇が描かれているわけでもない。2時間…

「氷菓」「遠まわりする雛」(米澤穂信・角川書店)

誰もが思うであろうその不可思議なタイトルが気になっていたものの、京アニ制作というだけで「いつものあれか」とスルーしていた、その作品。小説にはまって結局アニメを見る羽目になり、気が付いたら Blu-ray をお買い上げ。作品への評価については、遅れて…

育ちゆく子に贈る詩

先日の土曜日、月2回の小さなシュタイナー学校「森の学校」の卒業式がありました。 「森の学校」は3年課程なので、小学3年生で卒業です。シュタイナー学校では、毎年担任の先生が通信簿として子どもたちに詩を贈ります。卒業にあたって3年生に贈られた詩…

作品の現代性「コクリコ坂から」と「土星マンション」

お盆の頃に「コクリコ坂から」を観てから、なんとか感想を書き付けておこうと思っているうちに随分時間が経ってしまいました。 規則正しい日常、歴史ある学び舎、愛すべき仲間たち、それを見守る大人。それらを舞台に描かれる恋と親子の想い。吾朗監督の作品…

「20歳のときに知っておきたかったこと-スタンフォード大学集中講義」(ティナ・シーリグ/阪急コミュニケーションズ)

「いま、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせと言われたら、みなさんはどうしますか?」で始まるこの本は、スタンフォード大学で教鞭を取るティナ・シーリグが、講演のためにまとめた内容を書き下ろしたもの。主に彼女の授業での課題とそれに取り…

「フェイスブック 若き天才の野望」(デビッド・カークパトリック/日経BP社)

正月休み明けの北米出張の飛行機の中で、映画「ソーシャル・ネットワーク」を観ました。映画は映画として面白かったのですが、いったいどこまでが実話でどこが脚色だったのかを知りたくなって、ちょうど日本公開に合わせて出版されたこの本を読むことにしま…

「Cut」9月号「ジブリがアリエッティに託したもの」

遅ればせながら「Cut」9月号のアリエッティの特集記事を読んだ。最初の宮崎駿へのインタビューを読んで「ああ、やっぱり宮さんはうれしかったんだな」と直感的に思った。NHKの「ジブリ 創作のヒミツ 宮崎駿と新人監督 葛藤の400日」という番組で、初号試…